化学製品が溢れる社会で、
薬剤師だからやれる、
薬剤師がやるしかない仕事は、
無数にある。
私たちは、そのために、
薬剤師になった。

設立委員 渡辺徹氏

今、医薬分業率は70%、処方箋枚数は7億枚に達している。分業の進展に伴い、薬局数は5万薬局を超え、本格的な医薬分業時代に数値の上では到達しつつある。薬局薬剤師にとって処方箋調剤は当たり前の仕事であり、多くの薬局が経営的にも恵まれた時代にある。
医薬分業は、140年の歴史を持つ。しかし、1世紀以上にもわたり医薬分業は全く進展を見なかった。その間、先人薬剤師たちは血のにじむような努力を重ねてきた。医薬分業が本格的に進展し始めたのは平成の時代に入ってからのこと、したがって、20年余しかたっていない。その20年余の間に、今日、調剤における業務として定着している薬歴管理やお薬手帳も、そして在宅医療、居宅介護への参画も、先人薬剤師たちが医薬分業運動の中で、政治や行政、社会の動きに対応して獲得してきたものである。
しかし、医薬分業が進んだ今、薬局、薬剤師は、先人が築いてきた医薬分業の上に安住して、社会全体のニーズや医療政策の動きに対応できていないのではないか、との懸念が大きくなっている。調剤医療費が国民医療費の15%近くを占めるに至っているが、薬局は、そのコストに見合う医療への貢献ができているのか、という批判も声も聞こえてくる。
超高齢社会に備え、国は、いわゆる「プログラム法」を制定し医療、介護保険制度等の改革を進め、在宅医療やチーム医療の推進、地域包括ケア体制の整備などの政策を推進している。薬局、薬剤師は、こうした社会全体の動き、そしてその中で、自分のなすべきこと、役割をしっかりと認識しているだろうか。先人薬剤師の努力の上に胡坐をかいて、医薬分業の果実を享受しているだけではないだろうか。薬局・薬剤師は今後の高齢社会において役割を与えられていくのだろうか。医薬分業は後戻りすることはないのか。わたしたちの心の中によぎるのは、医薬分業は、薬局・薬剤師はこのままでいいのか、という一抹の不安である。
温故知新。わたしたちは今、先人薬剤師が積み上げてきた努力の跡をもう一度振り返り、そして私たちの置かれている場を再確認し、今、何をすべきか、どう行動すべきか、考えてみることが必要ではないだろうか。
そんな思いから、わたし達は、薬剤師の学びの場、情報の提供・交換の場、明日のビジョンを考え、議論する場として、薬剤師育成塾“光明塾”を立ち上げることとした。 2015年4月5日

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